伊豆で突きん棒猟!
先程、光海丸の石井さんから電話をもらった。本を送ったお礼に電話をくださったのだが、近況を伝え合う中で、なんと、伊豆で突きん棒猟が許可され得たということを聞いた。東伊豆の30隻あまりの漁船が申請しているそうだ。キンメを取る漁業者が、イルカに魚を取られるから、「駆除」目的で申請したらしい。私のチェックが甘かったのだが、確かに2025年度のイルカ捕獲枠に、スジイルカ10頭、ハンドウイルカ13頭、ハナゴンドウ3,オキゴンドウ7,シワハイルカ1,カズハゴンドウ5頭、静岡県の突きん棒猟枠があった。石井さんによれば、シワハイルカなど見たこともない、という話で、問い合わせた水産庁の担当者は、万が一見間違えて捕獲した場合に違反とならないように、念のために捕獲枠がついていると答えたそうだ。はじめは爆竹で脅して追い払ったようだが、効果が薄れてきたため、方法を変えるという。
イルカの仲間がキンメを食べるので漁業者が困ってどうにかしたいということは理解できるものの、はい、そうですか、という水産庁の管理のいい加減さに違和感を覚える。キンメを取ろうとした現場を見て殺すののか、それともイルカ類が見えたらただちに殺すのか、この種数と数を見れば後者なのだろう。突きん棒猟における監視はないので、市場に流れた時点で確認をするという話で、イルカ猟を行って、食べる習慣もある地域で、漁業者はイルカ肉を販売するつもりなのだろう。まだ捕獲実績は確認できていないが、漁業被害という名での捕獲には、海域でのイルカの種数やその推定数、個体群の動き具合など、それに対応する管理を行うのが水産庁の役目ではないのか。


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