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2021年10月 1日 (金)

6。捕獲されたイルカ は何頭だったのか?

正月も明けて間もない頃、事務所に1本の電話がかかってきた。内容は、前の年のイルカ捕獲で、枠のないオキゴンドウ 捕獲数5頭とされてきたところが、実際は22頭だったというものだ。漁協内部からの告発で、早速IKANメンバーが昨年コンタクトのあった静岡新聞記者に連絡を取った。98年1月9日の静新は「報告5頭、実は20頭余」という見出しで、組合員の石井泉氏が、事業報告書に書かれたイルカ売買の記録が報告と異なることを指摘した。県はオキゴンドウ は5頭であったという姿勢を崩さず、、当時の富戸支所長は「オキゴンドウ 5頭は市場に出さず、地元で消費した」という説明をしている。

ところが、元理事の一人が、県外に販売したイルカ肉の伝票を公表し、石井氏の主張であるオキゴンドウ 22頭が660万円で販売されたことが証明された。1月30日、静岡新聞が続報を出している(写真)。さらには元理事の発言として「納品先は和歌山県太地町の水産加工業者」と販売咲きも明らかにしているのだ。彼は「悪いことは悪いこととして認めるべき。オキゴンドウ の売却は漁協役員らも知っているはず。売却代金は伊藤市漁協の会計に入っている」とも証言している。この数字が正しいなら、オキゴンドウ の22頭だけでなく、バンドウイルカの捕獲数も100頭を超えることになる。

IKANは真相を究明すること、また違反操業に対して罰則を含む厳しい規制を行うこと、違反操業を行わせないため第三者機関による監視を行うこなどについての国内自然保護団体頭22団体による要望書を作成し、水産庁や静岡県に提出した。しかし、伊東市漁協組合長も、富戸支所長もこの証言を否定し、県はこの告発が漁協内部の役員選挙を控えた紛争と主張しており、改めて調査するとした水産庁も結果を公表しなかった。また、漁協内部では仲間内を告発するような行為は許せないと、青年部を中心に石井氏の吊し上げが行われ、内部の浄化は望めなかった。

 

 





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