イルカ捕獲枠
8月1日付けでイルカの2019年度捕獲枠が公表されていた。
http://www.jfa.maff.go.jp/j/whale/w_document/attach/pdf/index-18.pdf
前年度に比べ、4000頭近く減枠されているようだ。
昨年度の捕獲枠は、それぞれ、イシイルカ、リクゼンイルカ各5900で
2017年度(1年前だが水産庁の資料ではそれが最新)の実績は7頭と1366頭。
今年度枠は4137/4398。
以下、ハナゴンドウ460(実績は突きん棒7頭、追込み118)から398頭に。
ハンドウイルカ500(同実績は突きん棒47、追込み127頭)から374頭。
マダライルカ470(同実績27、17)329頭に。
スジイルカ550(18、299)が521。
コビレゴンドウ135(2、57、沖縄突きん棒22)が127。
オキゴンドウ100(沖縄2:ちなみに太地での実績はこのところずっとゼロ)
から70。
カマイルカ360(追込み21)から260に。
昨年度から新たに加わったシワハイルカ33(追込み27)は30
カズハゴンドウは290(156)から263に減少している。
実態に合わせて、もっと枠を減らせるのではないかと思うのだが、今の所‘科学的
な根拠’から「安全な枠」を示すということが唯一の水産庁の役割で、しかも業者
にしてみれば、明日になれば取れるかもしれない、と言う期待があるのかも知れず、
国内外からの批判や懸念への配慮はないように見える。
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