暑いのは
夏に困ることその1。電車や店舗の過度の冷房。骨が軋む。夜まで引きずって痛みでよく眠れない。弱冷房車量なんて、どこにあるか、電車が来るまでわからない。優先席だけ、冷たい風が直接当たらないような工夫ができないのだろうか。
うちにも事務所にもエアコンは設置されていない。これまで買ったことがないかもしれない。
そんな風なので、とうとう昨日、私より先にコンピュータがダウンしてしまった。仕方なく、仕事仕舞いをして帰る。
自宅の駅に着く少し前からパラパラと雨が降ってきた。良いお湿りと思いきやとんでもない!アスファルトに落ちた雨はそのまま’ジュッと’生ぬるい水蒸気になって、まるで空気がサウナ状態なのだ!これは初体験!
車で行き来し、エアコンの効いたところにいる人たちには到底わかるまい。暑さ対策にはエアコン設置と水分補給という答えが返ってくるに違いない。
でも、本当は、アスファルトを引っぺがして、木を植えればエアコンを持ってこなくても万人が少しはしのぎやすい場ができるはずだ。車の制限と、植樹だけでも違うと思うが、それに加えて、グリーンベルトの設置、高層建築物の制限と風の通り道の確保ができれば、子供たちにとっても、ベビーカーを引いてふうふう言っている若いお母さんたちにも、路上で仕事をしている人たちにもずっと息がしやすい環境になる。今問題になっている年寄りが、免許返納で逡巡してしまうのは、車社会が前提になっているからで、車社会からの脱却という発想の転換が地域社会も変えていくだろうと思う。
でもこうした抜本的な改革は、今回の選挙では誰も語らなかった。自然保護を訴える人さえ、そんな票につながらないことは言わない。
車会社や電力会社、エアコンなどを作る会社などなど、社会で力を持つところはもちろん変革を望まないだろう。今、とここさえよければ先に首が絞まることなど考えない人が多すぎる。
(そろそろシャットダウンしなければ。コンピュータが熱くなってきた!)
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