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2016年11月16日 (水)

スロベニアIWC66(3)NGO発言

  前回、会議の透明性と市民参加の決議が採択されたので、NGO発言の機会が増えるということを聞いていた。
CITESばりになるかもよ、という話だったが、今回は、加盟国発言が概ね終了してからというルール。だが、同じような発言が繰り返されるような場合は、IGO,NGO発言の場を議長が確保した。
 3日目は、小型沿岸捕鯨が最初の議題だったので、仲間から、日本のNGOによる共同声明を読んだらどうか?というお誘いがあり、予算のうちの沿岸調査が2倍になったことをじゅんこさんが懸念しており、伝えるべきだと思い、発言することにした。
 各国の座席の後ろにしつらえられたNGO席には、すでに網走水産の下道吉一さんが座って、細かく書かれた下書きを読まれていた。
 オホーツク海には、希少なJ-stockが生息するということから、政府はこれまで網走での操業を許可してこなかった。
 もともとの網走捕鯨の歴史というのはあまり古くなく、1915年の東洋捕鯨による捕鯨事業が最初だ。
当時の捕鯨は、食用というよりは、採油と肥料が主要で、ミンククジラではなく座頭鯨やナガスクジラが捕獲された。しかし、捕獲が本格化したのは1940年、第二次世界大戦に向かう食料増産だと言われている。
 沿岸調査捕鯨が業務委託された時、彼は、釧路に解体工場を建設して沿岸調査捕鯨に参加したきたが、4年ほど前に太地漁協が所有し、廃棄しようとしていた「正和丸」を購入し、沿岸調査に参加している。網走での捕鯨というのは、彼にとっては「悲願」というべきものなのかもしれない。
 しかし、せっかくの訴える機会なのに、彼のプレゼンテーションは、原稿を読み上げるというより、マイクに向かって吠え立てるという感じで、何を言っているのか理解するのが大変難しかった。
あとで他の人たちからも、「彼が何を言っているのかわからなかった」とか「(あなたが)マイクに向かって吠えなくてありがとう」などと言われたが、考えてみれば、予兆はあった。
 パナマで、政府関係科学者が「J-stockは増えているのですよ」と言っていたし、今回の沿岸調査捕鯨の予算倍増、そして伊藤議員のIWC参加と下道氏の発言を結びつければ、網走での操業開始宣言だということが理解できたはずだったのだ。

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