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2015年9月 1日 (火)

イルカ猟の開始

 9月1日は、イルカの追込み猟が開始する日だ。許可されているのは静岡県の富戸と和歌山県の太地町だが、富戸では捕獲枠はあるものの2005年から実施していないので、事実上は太地町の追込み猟が始まるということだ。今日は、天候が不順という事で実施されなかったらしいが、そのかわり、イルカ猟に反対している活動家(リック・オバリー氏)を(昨夜らしいが)捕まえた。パスポートを持っていないのは出入国管理法法違反という理由だそうだ。確かに法的にはそうかもしれないが、9月1日は彼の提唱する世界のあちこちで行なわれるジャパンドルフィンデーの開始日で、嫌がらせ/見せしめ/制裁としか思えない逮捕にも思える。(彼らの活動に賛同するわけではないが)

http://www.asahi.com/articles/ASH8X3T18H8XPXLB004.html
イルカ追い込み漁1日解禁 和歌山、反捕鯨団体を警戒
2015年9月1日07時22分

*この記事ではいくつか気になる事がある。
例えば:
 追い込み漁は欧米や動物愛護団体から批判されてきた。代表的なのが米アカデミー賞
 を受賞した映画「ザ・コーヴ」(2009年)。漁師が船上からイルカの群れに銛(も
 り)を刺し、入り江が血で染まるシーンが強調された。町漁協側はこのような手法をや
 め、食用イルカを捕る場合は網で浅瀬に引き寄せ、急所だけを刺すことにした。昨年8
 月にはJAZA側へ売る分のイルカは、初めから生体だけを捕る目的で漁をし、必要な
 分以外は放すようにした。小さな個体や親子のイルカも逃がしているという。

通常、8月は猟が許可されていない。猟をしたという記録もないが、この情報はどこからだろうか?
また、銛を使って捕殺する方法は1999年に変えたはずだ。急所というのはどこのことだろう?
(主に見た目を考えてか)頸椎にナイフをさして、血が出ないように楔を打つという方法は太地漁協のレポートにもあり、それが変わったとは聞いていない。
また、小さな個体、親子イルカ(血縁関係の群れの中でどの程度の年齢までが親子イルカ?)を逃がすというが、飼育に適しているのは成熟個体ではない。むしろ、小さな個体や親子の子どもの方が水族館に好まれるのではないかと思うがどうだろうか?
 
 先週末の講演会で話された粕谷俊雄博士は、いったん追込んだイルカについては、その後リリースされても、傷ついていたり群れの存続が失われたため生存確率が下がる事を考えれば、今後はすべてを捕獲頭数とすべきではないか、とはなされた。追込まれてから捕獲される過程でのパニック状態をかつて見た経験からいえば、その通りではないか、と思う。

もう一つ、気になる事は、以下の行である。
  ■注文総数は昨年並み
   太地町漁協が8月、イルカの希望を募ったところ、国内の約20施設から昨年とほぼ
  同じ約150頭の申し込みがあった。ただJAZA加盟の施設に限ると、昨年は約10
  施設から注文があったが、入手禁止通達が出た今年は、バンドウイルカなどを多数飼育
 、展示する太地町立くじらの博物館の1施設のみ。残りは協会加盟外の施設や業者だっ
  た。

JAZAメンバー以外の飼育施設に多く販売されるという事は、(邪推かもしれないが)飼育設備などの環境が十分整っていない小規模施設などでの飼育が懸念される。実際、これまででも(実現しなかったものもあるが)、ヨットハーバーなど頻繁に船が行き来する港での飼育や海水浴場、果ては淡水でまで、飼育したいという声が上がったのを知っている。動物の福祉に照らして、問題がさらに複雑化しているのではないか。

追加:
太地の議員さんのブログがなかなか興味深かった。
http://blogs.yahoo.co.jp/nankiboys_v_2522

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