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2015年6月14日 (日)

あ〜〜疲れた

 月曜日に突然、名古屋のテレビ局から出演依頼が来た。「激論コロシアム」という番組で、イルカ猟問題をやるという。
 JAZA/WAZAの事からなので、ここは福祉団体ではないので、この問題について本当はもっと適役の方がいるとおもうのだが、ぐずぐずと質問して返事をずらしていたら、電話なども来てしまい、出る人がいないらしいのだ。イルカ猟やショーに反対する人が日本国内にいないかたちにされるのも悔しいので、嫌々ながら前々日の夜(コロセウムに放り込まれる奴隷になるのは嫌だ〜と担当者に言ったが、他にも反対の人はいる、といわれた)承諾した。アンケートで構成すると早速送ってきたのでそれを見たら、何と、和歌山新報に掲載された鶴保庸介議員の意見に沿って作られていて、そうか、そっちの方々がそのシナリオでやりたいと企画を持ちかけたのか、と遅まきながら気づいた。
<見てください!>
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2015/06/20150602_50509.html
和歌山新報:文化無視の要求と戦う 太地のイルカ漁・捕鯨を守る
15年06月02日 11時42分

本来なら、JAZAや、2010年にWAZAとの合意形成に協力した名古屋港水族館がきちんと対応すべきところだったのに、と思ったが(どうして?と担当者に聞いたら、名古屋港水族館の館長の名前も知らなかった!)。アンケートでチェックすべきところをそれから情報獲得し、とにかく、意見の相違を際立たせるより、事実関係が間違っている事を指摘しようと考えた。
でも甘かった。こういう番組は久しく見ていないが、出演者同士のある種の呼吸みたいなところもあって、なかなか思うようには運ばない。僅かに司会者が私にふってくれたことで少しは救われた思いがした。
とにかく、資料映像というのは大変多く、それがまた、鶴保議員の意見に実にぴったりあったもので、そこのところを指摘できなかったのは残念だった。

(この段階では、きちんと編集後の映像は見ていないので、間違いもある)

・太地漁業のHPにある資料を使って、動物福祉に関しての「改善]というのが実は違う事は指摘できたと思う(たぶん)。他の事にも、もっと別資料を見せれば良かったと思ったのは後の祭り
・クジラ類を特殊視しているのはむしろ日本ということは言ったが(反論されなかった)、どれだけそれが理解されたかは疑問
・イルカを人工的な施設に閉じ込める事とショーは良くないということについては、イルカ猟賛成のフィフィ(初めてお目にかかったエジプト出身の方)と北野さん(同じく初めて)が同意してくれたが、このあたり反映が不十分だったと思う。「ショーは教育的か?]という私のコメントはかろうじて残された。イギリスの例も出して司会の石原氏が「国民が選んだのか」というコメントを獲得。(この二つがきちんと前に出れば、少なくともイルカ飼育問題に対する今回の答えになったと思うが、きっとそこまでは流さないだろうな)
・国内にも反対の声があるというところを強調したため、国内活動イエス、シーシェパードはノーという形に向けられた事は残念。(困りますとコメントすべきではなかったとここは反省)
・鶴保議員のコーブについてのウソ(あれは全部作り物、太地ではなく伊豆で70年代にやってた事、水産庁の職員が水銀中毒にかかったというが、現在でもぴんぴんしているなど)について、割って入るべきだったとこれは後悔。
・鶴保議員に、データの多くは80年代90年代と古く、調査が必要、コビレゴンドウが猟期内に捕獲できなかった時に、なんでかという原因を調査するのではなく、猟期を伸ばすという解決をした事を指摘し、イルカについての調査をするよう要望したのでこれは今後続けてプッシュするのが今後の責任だろうと自覚する。
・フォラグラは17カ国と1つの州(カリフォルニア)が強制給餌禁止だという事も指摘したが反映されたかどうか。クイーンのギタリスト、ブライアン・メイが「save me」というキツネ狩り反対のキャンペーンを長らくやっている事も言ったのですが、これは遅すぎたかも。
むしろ、イルカを救いたい人たち(市民)と利用を進める人たち(産業)は別だといえれば良かったなあ、と反省。
きっと双方から文句が出るだろうと覚悟しよう。

(いくつか修正:6月16日)


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