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2015年1月 7日 (水)

2014/2015年南極海調査

 昨日、水産庁は南極調査日程を発表した。珍しく、実施前に。
調査に携わる勇新、勇新2が明日8日、そして補給船としての日新丸は16日に出発だそうだ。

http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/enyou/150106.html
「平成26年度南極海鯨類調査」の実施について

平成27年1月8日(木曜日)から3月28日(土曜日)の予定で、南極海において鯨類の
目視調査等を行う「平成26年度南極海鯨類調査」を実施します。
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もちろん、今回調査に関しては、昨年のICJ判決の結果、そうせざるを得ないからであって、自ら非致死的調査を選んだわけではないけれど、(だから、誰かさんが言う「泥棒の下調べ」に異議を唱えはしないけれど)市民としては、殺さない調査は歓迎する。ただ、一体どこからその経費がでるのか、というと、そこは相変わらず問題だ。

年末の時事通信が報道したように、、大きな赤字を国庫から負担しなければならないのが南極捕鯨だ。
「商業捕鯨再開」を旗印に、今後も殺す調査を続けたいのだろうが、どうあがいても、採算は取れない事業なのだから、すっぱりと政策転換していただきたいです。


http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014122600702
時事:鯨肉販売、計画の6割に=赤字補填20億円-調査捕鯨

 

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