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2014年9月 4日 (木)

日本提案(小型沿岸捕鯨)

今回の本会議に提案する日本の沿岸捕鯨。

2013年に終了したミンククジラのRMP(改定管理方式)に従って、捕獲頭数はミンククジラ17頭。従事者はこれまで小型捕鯨の実施してきた沿岸の捕鯨基地4カ所(網走、鮎川、和田浦、太地)で、肉の消費は地域のみ(日本国内全域、輸出はなし)。国内の監視員と国際的なオブザーバー参加。捕獲個体は遺伝子解析を実施。

ただ、実際に太地や和田浦でのミンククジラの捕獲実績はなく、するとすれば、鮎川沖と釧路と思われる(網走は、日本海個体群の捕獲の可能性あり)。
ここでは、春と秋に同じ業者の実施する沿岸調査捕鯨が行われている(昨日の水産庁報告ではこれから始まる沿岸調査捕鯨での捕獲枠はミンククジラ51頭)。今回の沿岸捕鯨再開提案では、調査捕鯨はやらないとも言っておらず、どう区別するのだろう?

また、問題なのは、毎年日本沿岸で定置網混獲されている100~150頭のクジラ(大半はミンク)。
これをどのように、管理に組み込むのか、提案の中には具体的な指摘がない。

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