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2014年9月29日 (月)

記者会見をしました

 IWC会議の最終日、会議終了の後、ロビーでグリーンピース・ジャパンと国際動物福祉基金(IFAW)日本事務所とともに、日本の記者さん向けに日本の活動家として記者会見をした。全体の流れの紹介(GP)、日本算出RMPの問題点や小型鯨類保全の進行(IFAW)の説明の後に、小型沿岸捕鯨提案を日本が本気で出したわけではないという説明と、沿岸捕鯨再開の真の障壁は調査捕鯨であるという説明をした。
 大本営発表だけではなく、記者さんたちが私たちの意見にも耳を傾けくれたという点では下関(あのときは記者さんの数が違った!)以来のことではないだろうか。まあ本流はそう簡単に変わらないにしても、結構問題点が指摘された事に、少し安堵を覚えている。

 参加した朝日、読売、共同(国内+海外特派員)、時事の記者さんの他に、一人、ケーブルテレビのパシリかな?と思われる若者がうろうろしていた。
 その有様はまるで
「なんか、集まってる。面白そうだな、行ってみよう」
「なんだかよくわからないな。あ、それにおしっこしたくなっちゃった!」
「でも聞いてみたいな」
「あああ、でもだめだ。おしっこもれちゃう!」
という感じの小学生を連想させられた。

 そのときは(近頃の若者は仕方ないわね)、と思ったのだったが、なんと!この若者がさる国営放送のレポーターだったのだ!
おしっこしにいく代わりに、少しでも集中して話を聞くことができれば、あんなわけ分からないレポートにはならなかったのではないか。
それとも、本筋にはずれないよう、あらかじめ無駄な議論に耳を塞ぐ「賢い」若者だったのだろうか?

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