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2014年8月20日 (水)

イルカ「しゃべった」???

 イルカ「しゃべった」という記事が、8月18日の夕刊トップに掲載されたのだが、これが気にかかる。

 ある種のイルカには、大型類人猿などと同じような自己を認識し、人を上回るような記憶力があったり、計画を立てたり、将来を予測するような能力があると知られるようになった。また、イルカが仲間同士、意志を疎通し合うのに鳴音を使っているのは以前から知られていた。最近では、野生イルカそれぞれに固有の名前があり、特定の個体をその名前で呼ぶというような事も分かってきているようだ。

一方で、大型類人猿に関しては京大の認知能力研究が進み、研究もかねたチンパンジーのサンクチュアリを熊本に作って、これまでのような人間本意の利用という観点ではなく、余生を少しでも仲間と自由に暮らせるようにという努力がなされているようだ。(ここにいるのは58’人’という説明が、このプロジェクトの性質を語っているようだ)
http://langint.pri.kyoto-u.ac.jp/ai/ja/ks.html

しかし、毎日の記事によると、研究者は20年も限られた飼育施設に閉じ込められてきた飼育イルカに日本語を話すよう促しており、イルカが日本語を発音する事が認知能力の成果みたいな事になっている。

日本語を話す事が彼らの生活の上でどのようなメリットになるのか?(退屈しのぎ?学習能力開発?←何にための?)社会性の形成という点においても、理解する事は難しかった。認知能力の研究にこうした限られた場、限られた関係でどの程度有益な結果を出せるのだろう。人間と同じ認知能力を持つ生き物を捕獲し、見せ物にする事への傷みはないのか、などなどのふつうの疑問に、この記事は答えてくれない。

でも焦ってはいけないかもしれない。そのうち、彼らの能力を知リ、飼育の限界を感じてサンクチュアリ建設に乗り出す研究者が出ないとも限らないのだから。


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