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2012年11月15日 (木)

水族館で生まれた子どもは・・・

 11月13日に、名古屋港水族館でシャチの赤ちゃんが誕生したという。

http://www.nagoyaaqua.jp/aqua/part/saka/pdf/4-34.pdf

 既にご存知のように、母親シャチはアイスランドで1987年に捕獲されたステラ、父親は同じくアイスランドで1984年に捕獲されたビンゴで、2頭を所有する鴨川シーワールドで既に出産経験済みなので、新しい子シャチも大過なく生育するだろうと思われる。無事の出産を喜びたいところだが、もともとの生息地も暮らしも知らないシャチがまた増えたことには複雑な思いである。

 70年代にすでに飼育下での繁殖が試みられ、80年代からは、水族館生まれ&育ちのシャチやイルカが少なからずいる。

 一方で、野生捕獲個体を解放しようと言う活動は続いており、最近では、群れなどの特定ができないために帰るべきところのない個体に、特定海域を用意してサンクチュアリにしようという動きも始まっているようである。それも、アメリカで悪名高いシーワールドと同じ企業グループのシーライフが、捕獲に反対して、これまで利用してきた鯨類を平和にリタイアさせる場所をつくろうと提案しているところがみそで、できっこない、という批判もあるものの、行方を注目したい。

http://www.takepart.com/article/2012/11/12/seaworlds-sister-company-fights-whale-and-dolphin-captivity

 陸では、既にゾウのサンクチュアリなど作られており、望みがないわけではないが、まずは捕まえて展示する、客の増加を見越して繁殖させるなどなどという人間の側の勝手さをなんとかしないといけないだろう。
 


 

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