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2011年12月 6日 (火)

調査捕鯨船団出発らしい

 今日あす?と思われていた日新丸船団が南極に向けて出発したもよう。
とうとう海保も引き込んで、何やってるんだか。

 共同声明に賛同署名してくれた人も、今回はちょっと、という人もいちように、「何で、復興予算なの?」と驚いていた。被災地の人が乗り組むから、とか、加工場を動かす肉を、とか言うが、あんまり説得力はない。自民党が残した悪弊を補強してしまったというのは、原発と同じ構図か、とも思う。今回の補正予算により、調査捕鯨は国民の税金でまかなうことになってしまった。肉はそれでは国営鯨肉販売ということになるのか?そこらへんも少しも判然としない。
 大体、調査を継続するという理由は「商業捕鯨の復活」だけど、これまでも言ってきたように、調査捕鯨が沿岸捕鯨者を圧迫して鯨肉の引き下げを行ってきたのだし、政府の補助なしにできないような(しかも妨害というおまけも付けて)、どこか民間ができると思う人がいるだろうか?
今回またびっくりしたのは、読売のウェブ記事の写真。なんとなんと、これまで共同船舶所有の目視船(だと思う)に「GOVERNMENT OF JAPAN」の文字が!
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20111206-OYS1T00744.htm

いずれにしても「この事業は国営だ」という認識をみなさんもっていただきたい。果たしてそれでいいのでしょうか?

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