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2011年6月17日 (金)

検討会ってなんだろう?

 いま、調査捕鯨始まって以来はじめて(と思われる)、鯨類調査捕獲に関する検討会が行われていて、来週月曜日に第4回目が行われる。非公開で、議事の概要のみ公開されている。中身を見て感じるのは、これまで30年近く、どれだけ根本的な議論がなされてこなかったか、というつけの結果、議論も行ったり来たりして、委員の中にも結構戸惑いがあるのではないか、と思われた。部分部分には結構鋭い意見も出てはいるものの、全体としては日本の調査捕鯨そのものの評価ではなく、鯨肉需要の話、それにSS対策で、これまでの国会での捕鯨推進議員による議論とあまり変わりはない。中には、8月までに求められた予算獲得のためと思われる意見まであったりして。

 1999年、鳥獣保護法の改正問題に関わって以来、ずいぶんいろいろな検討会を傍聴してきた.結果として思うのは、検討会を主催する行政や機関が、結果をおおむね想定しつつ委員を選び、資料を作り、参考人を呼ぶというのが現在までは一般的で、もちろん効率を考えればそのやり方が一番いいのかもしれないが、「想定外」のことが起こらないように仕組んであるという印象が強い。

 それでも、委員の中にはNGOが入ることもあるし、結構厳しい意見を言う委員が混じることもあり、それはそれで仕組む方にとっては想定外ではないのかもしれない。どの程度開かれたものか、多様な意見を反映させようとしているかは、そのときの担当責任者の資質による(もともと問題意識が高く、解決能力がある)が、逆に、非公開であるとか、かなり限定的な人選で行われる場合は、政治的な意図がより明確で、変化を求めない方法だ(つまり現状追認のためのアリバイ作り)といえるのではないだろうか。
 それでも、今回のように業界からの圧力で委員が招集された後に検討会の開催タイトルが変わってしまったのは私にとって初体験で、そこまで弱腰なのか、という半分あきらめに似た気持ちになる。

さはさりながら・・・
 税金を使っておやりになるのですから、委員の人選、参考人の人選(うちは「零細すぎて」問題外だそうですが)、結果ありきではない議論の進め方と透明性など、今回だけではなく、すべてにおいて市民の納得のいくやり方をしてほしいと要求するのは当たり前だと思うが。

民主主義が根付くのに、あと何十年?という気持ちになってしまうのでした。

 

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