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2008年7月14日 (月)

チリIWC報告ー前書き

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 会議の終わったよく28日、サンチャゴの中心部(セントロという)におみやげを買いに出かけた。土曜日とあって、地方から出てきたとおぼしき人々でごった返し、会議の行われたプロビデンシアの整然とした静けさと打って変わった賑わいである。その人混みで、ギターを抱えたストリートミュージシャンと思われるお兄さんが、なんと、ビクトル・ハラのイラストのついたTシャツを着ているではないか!早速カメラ、とレインコートのポケットをまさぐったが、カメラがない!さっき、ビーズやさんで色とりどりのビーズなど商品に囲まれた白い、でかい犬を撮ったばかりというのに・・・バックパックにもはいっていなかった。すられたのだ、まんまと。

という不始末で、今回の写真はすべて借り物だ(じゅんこさん、すみません)。

 最近の旅行といえばIWCの開催地くらいで、自ら望んでいくというわけではないのだが、今回の開催地であるチリ、サンチャゴには少しばかり思い入れがあった。

 ビクトル・ハラという人は、 1970年にアジェンデ政権を誕生させる世論形成に貢献した演劇人でシンガーソングライターである。アジェンデ政権が軍事クーデターによって倒された時に逮捕され、殺されてしまうのだが、彼の歌は世界に広まっている(日本でも、オーマガトキというレーベルで発売されている)。ギターを奏でながら歌う彼の歌は、チリの虐げられた先住民や底辺の人々への共感に満ち、強いメッセージ性をもっているが、それにとどまらずに美しく、優しく、力強い。
 一昨年のIWCで第60回会議がチリに決まったとき、真っ先に思い出したのが彼の歌だった。

<写真はシェラトンにあるIWC会議場でのオープニングとセントロでのストリートミュージシャン。右端がビクトル・ハラのTシャツを着ている>
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