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2007年11月22日 (木)

ザトウクジラ

11月18日、調査捕鯨船が南極に向けて出発した。ハイレベルの政治的な話し合いで何とか日本が捕獲の拡大を断念してくれないか念じてきたが、それだけではだめなようで・・・・・・
この間、さまざまな場面で、クジラとなると政治の中枢部分で正常な反応が得られないということが分かってきたが、今回は絶滅危惧IB類のナガスクジラ(最初10頭とプレスリリースに書いてあったがこれは単なる書き間違えであったらしい。鯨研はすぐに削除したがここのHPにはわざと残した)50頭、絶滅危惧II類のザトウクジラ50頭を捕獲する計画である。
ザトウクジラは、日本でもウォッチングで大人気を博しているクジラだが、南半球でも人気で、オーストラリアやニュージーランドだけでなく、島嶼地域の重要な観光資源になっている。
今回、その中でも白いクジラとして人気を誇る「ミガルー」が殺されるのでは、という大きな不安が彼らの中で膨らんでいる。人を信頼し、船に近づいてくるミガルーが簡単に標的になってしまうのではという彼らの恐れは分からなくもない。
白いクジラを見間違えるわけはない。そんなことしたら、たいへんな外交摩擦になるし、やらないだろうと一旦は思ったものの、それでも、もしかしたら、あえて外交摩擦を繰り返してきた彼らのことだから、「たまたま、サンプルとして捕るクジラの順番に入っていました」とか言いかねないなあという思い始めた。
いや、ミガルーだけではない。「ヒトというのは自分たち姿を見て喜ぶもの」という風に認識している南半球のクジラたちが、自分たちを殺しに来る船を識別できるとは思えない。
でも、彼らが寄ってくるクジラを殺さないという保証など何もないのだ。

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