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2006年11月18日 (土)

ika-net ニュースブログ

あまり正確に伝わってこなかったイルカやクジラ関連の情報をできるだけアップデートでおつたえしようとブログでIKANの情報を発信することにしました。 今日のニュースは、1993年以来14年ぶりに見直されるイルカ捕獲枠についてです。日本沿岸では、調査捕鯨のほかにも国許可の小型沿岸捕鯨による捕獲(ツチクジラ、ゴンドウクジラ)と知事許可による7種8系のイルカの捕獲が追込み猟と突きん棒猟によって93年に定められた国の捕獲枠にしたがい行われています。この見直しが行われて、今回、新たな枠としてカマイルカが加わることがこの10日に行われた水産政策審議会小委員会で承認されました。カマイルカはこれまでイルカ漁業の対象とはされてきませんでしたが、ほかの種に減少の恐れがあることと水族館需要によりくわえられたと思われます。特に、これまで「混獲個体の保護」と称して水族館でショーに用いてきた実態を追認するような形での枠の追加ではないかという大いなる疑問を抱いています。現在、カマイルカを加えることについてのパブリックコメントの募集中http://www.maff.go.jp/www/public/cont/20061030pb_1.htmlですが、イルカ猟が許可されている太平洋側では、水産庁の資料でもカマイルカの資源量は評価できないとされており、「持続可能な利用を行うに十分な資源がある」という根拠はどこにも示されていません。根拠が明らかにされないまま新たな捕獲枠を付け加えることに対してはもちろんのこと、不完全な情報の元でパブリックコメントを募集することにも、さらにはパブリックコメントの募集が非常に一般にわかりにくい形で告知されていることにも不信の念を抱かざるを得ません。

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