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2006年11月22日 (水)

カマイルカのこと

「カマイルカ」について
pacific white-sided dolphin

IKAの図鑑 http://homepage1.nifty.com/IKAN/zukan/pcfcwsd.html
は今見直してみるとあまり重要な情報が書き込まれていません。たぶん捕獲枠がついていないことで安心していたものか・・・・・
少し情報を書き加えます。もしパブコメを提出される方がおいでなら参考になるように。

・カマイルカの生息域は北太平洋及びその周辺海域。最大分布は、東シナ海と南シナ海の中国大陸沿岸、黄海、日本海、南千島から紀伊半島にかけてだが、太平洋沿岸域と太平洋沖合域との分布が連続しているのかどうかはわかっていない。日本沿岸では、日本海側と太平洋側の個体は異なる系統群に所属すると考えられている。

・明治以前から三陸、能登、伊豆の各地で追込み猟や突きん棒猟で捕獲されて来たが、1993年の捕獲枠の設定時に枠は設けられなかった。長崎県の壱岐では、駆除目的で捕獲されたことがある。

・日本沿岸では、日本海側(兵庫から長崎にかけて)の個体群の推定は約85,000頭とされているが、太平洋沿岸域の資源量は推定されていない。(ここまで1997年刊に本の希少な野生水生生物に関する基礎資料 IV (社)日本水産資源保護協会・編)

・イルカ猟が許可されている道県のうちで日本海側で実施している県はない。また、新たに操業を許可された県は存在しない。従って、来年度の捕獲枠は太平洋側で実施している県に与えられると考えられる。さらには、カマイルカの捕獲枠は、水族館需要と結びついたものと考えて間違いないので、漁法は追込み猟だと考えられる。従って、可能性は富戸と太地となる。
・1997年に水産庁の委託で実施され、まとめられた評価からは捕獲枠は算定できない。昨年度に実施されたといわれる沿岸のイルカの生息調査については、単年度では評価できないという水産庁自身の意見もあり、また水産庁のHPの資源評価にもカマイルカは掲載されていない。
・こうした状態での捕獲枠の算定と捕獲許可については、1997年を根拠にする以外なく、(新たな枠を設けること自体が時代錯誤的であり、水族館の行ってきた違法すれすれの行為の後付であることは言うに及ばず)枠の算定にはデータが不十分であるとしか言いようがない。

というようなことだと思います。皆様よろしくお願いします。(スラッシュより)

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